いま日本のSNSで、「80億分の1」というブラウザゲームが話題を集めています。地球に80億人のうちの一人としてランダムに生まれ、その人の一生をたどるという内容です。生まれる国や家庭を、プレイヤーが選ぶことはできません。国連や世界銀行、WHOの統計データをもとに決まるだからです。開発したのは韓国の個人開発者で、を使ってわずか4時間ほどで最初の版を完成させたといいます。
ゲームには、同じ1秒に生まれた4人の人生を並べて比べるや、過去や未来の世界を選んで生まれるもあります。同じ瞬間に生まれても、どの国のどんな家庭に生まれたかによって、その後の人生は大きく変わります。日本では10月中旬ごろから、自分の結果をSNSで投稿が。「死んだときに泣いた」「考えさせられる」といった感想が目立ち、日本のような豊かな国のプレイヤーからは「この国に生まれてラッキーだった」という声も上がっています。

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生まれる場所を選べないという点から、「親ガチャ」という言葉も注目されました。どんな親のもとに生まれるかは、ソーシャルゲームのガチャのようにだ、という意味です。この言葉は2021年の新語・流行語大賞でトップテンに選ばれ、当時は使うこと自体のをめぐって議論にもなりました。韓国にも「金のスプーン」「土のスプーン」という似た言葉があります。親のによって人をスプーンの色で分けるこの表現は、2015年ごろに若者の間で広まりました。

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開発者は韓国メディアの取材に対し、「韓国に生まれてよかった」で終わらず、その感謝がほかの人の人生へのにつながってほしいと語っています。生まれたが運で決まるとしても、その後の人生は努力で変えられるのでしょうか。あなたは、人生を決めるのは努力だと思いますか。それとも、生まれただと思いますか。
